パッタルンはタイ南部地方に位置する歴史ある町です。県土は山がちで町に入るとパッタルンのシンボルであるオクタル山がよく見えます。昔から現在に至るまでパッタルンは隣接するソンクラー県と歴史、文化的に密接な関わりを持ってきました。8世紀から9世紀頃のシュリヴィジャヤ王朝時代には、パッタルンはインド文化の影響を色濃く受けました。アユタヤ時代には数ある天領の1つとなり、ラマ5世時代にはナコンシータマラート県の一部として併合されていたこともあります。現在のパッタルンは自然と歴史に恵まれた観光スポットとして注目されています。野鳥の宝庫で、愛好家の間では一度は訪れてみたい地となっています。また、ナンタルン(影絵芝居)、ノーラー(マノーラー劇)発祥の地です。
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車
1.バンコク→国道4号線→チュンポン→ラノーン→パンガー→クラビ→トラン→パッタルン。約1,140km。
2.バンコク→国道4号線→チュンポン→国道41号線→パッタルン。約840km。
3.バンコク→国道4号線→チュンポン→スラタニ→ナコンシータマラート→国道403号線→国道41号線→パッタルン。
バス
バンコク南バスターミナルからパッタルン行きのバスが毎日運行しています。
鉄道
バンコクホアランポーン駅からパッタルン駅まで1日5本運行しています。
飛行機
パッタルン県には空港がないためバンコクからトラン空港かハートヤイ(ハジャイ)空港まで行き、パッタルンまで車で乗り継ぎます。
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クーハーサワン寺院(ワット・クーハーサワン)
パッタルン市場のそばのクーハーサワン山の麓にある洞窟寺院です。アユタヤ時代に建立され、後にパッタルン県の第一級王室寺院として格上げされました。洞窟の中には巨大な寝釈迦仏の他に座仏像が安置されています。また洞窟の前にはラマ王朝の王や王族の名前の御名が刻まれた碑文があります。また、近くにはナーンクロートという洞窟があり、中には民話に関する絵が描かれています。
オクタル山(カオ・オクタル)
オクタル山は国道4047号線沿いにあり、パッタルン駅の東側に威風堂々とそびえています。オクタル山はパッタルン県のシンボルであり高さは約250mです。階段で山の頂上まで上ることができ眼下に景色を一望できます。オクタルとは「胸を貫通する」の意で山の頂上近くに穴が空いており、その穴から向こうを見通せることからその名が付けられたと言われています。
パッタルン領主の宮殿(ワン・ジャオムアンパッタルン)
かつてのパッタルン領主の宮殿です。プラヤーパッタルンの時代に建てられた「ワン・ガオ(古い宮殿)」の一部は現在も残っており、かつては政治を執り行ったり、住居としても使用されていました。一方「ワン・マイ(新しい宮殿)」は、1889年にプラヤーパッタルンの息子が建てたものです。パッタルン領主一族の末裔は国にこれらの建物を寄贈したため、ワン・ガオは1992年ワン・マイは1983年に国の重要文化財に指定されて以降一般公開されています。開館は月、火、祭日を除く毎日で時間は9:00〜12:00及び13:00〜16:00。外国人の入場料は30Bです。
プラヤートゥカラート記念像(アヌサワリー・プラヤートゥカラート)
パッタルン市街のターミラム交差点にあるプラヤートゥカラートの武勇をたたえた記念像です。プラヤートゥカラートは、ラマ1世時代に生きた人物でパーレーライ寺院のプラマハーチュアイという名の僧侶でした。当時ビルマ軍との間に戦争が起こった際、彼は村人を結集させ当時のパッタルン領主であったプラヤーパッタルンを助けてビルマ軍を撃退しました。そのためプラヤーパッタルンからその功績をたたえられ、領主と同等である「プラヤー」という高い位を与えられました。
セーンスクラムパム砂浜(ハート・セーンスクラムパム)
国道4047号線沿いにワン寺院を通り過ぎて2kmほどのところにある砂浜です。タイ最大の淡水湖であるソンクラー湖に沿って松並木が続き、涼しい木陰を作り出しています。湖には「サーラーラムパムティーラック」と呼ばれる東屋があり格好のビューポイントとなっています。また砂浜から湖の中の砂州であるローイ島までをつなぐ橋もあります。ソンクラー湖にはイルカが生息しており、ここセーンスクラムパム砂浜でもしばしば目にすることが出来ます。
タレーノーイ禁猟区
1975年、タイで初めて禁猟区に指定されました。地元の人には「タレーノーイ水鳥公園」と呼ばれています。パッタルン、ソンクラー、ナコンシータマラートの3県にまたがり、国の重要湿地帯に指定されています。池には水草、浮草が見られ、水鳥287種、爬虫類26種、哺乳類6種が生息しています。野鳥愛好家にとって一度は訪れたい土地です。
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マノーラー
マノーラーは別名ノーラーとも言いタイ南部地方の伝統劇です。南部地方の中でも特にパッタルン県のマノーラーは有名です。マノーラーは南インドの影響を受けていますが、各県でそれぞれの文化風土に合わせて変化し、現在マノーラーの主要な踊りの型は全部で12あります。観客は役者の踊りと即興の歌を楽しみます。
タルン(影絵劇)
タイ南部地方の伝統芸能です。影絵の影を作る部分は牛革を乾燥させて固くしたものを用い、劇の内容に合わせて美しく切り抜き黒く色を塗ります。また、影絵を支える柄の部分は竹を使って作ります。それぞれの影絵を動かす者がセリフを操り、微妙に影絵の位置を変えることで表情を生み出していきます。また、影絵の口と手はセリフに合わせて動かせるように作られています。影絵の周りでは楽隊が笙、太鼓、銅鑼等の楽器を使って音楽を演奏します。
バードウォッチング祭り
タイ観光振興特別キャンペーンに基づき1998年から始まったエコツーリズムのイベントです。パッタルンの自然が最も美しくたくさんの鳥が見られる2月14日から3月15日の約1か月間タレーノーイで行われます。観光客はロングテールボートで沖へ出てバードウォッチングを楽しみます。また、自然の生き物に関するデモンストレーションやパッタルン特産品の販売が行われます。
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ココナッツの殻で作った製品や菅で編んだござ、ガラメーと呼ばれるキャラメルや干しバナナといった食べ物、影絵製品があげられます。
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1)5つ星 バーンナー村の「巻きバナナ」
OTOP NO.
931102-A001
クルアイナムワー、クルアイカイディップと呼ばれるバナナを巻いたお菓子です。
小売価格 25
バーツ 卸売価格 20 バーツ
2)5つ星 タペーン村の「織り物」
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930703-A001
美しい色合いの綿の織り物です。
小売価格 1 ヤード(約 91.44cm ) 100 バーツ
3)5つ星 ラムシン村の「イーの実」
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イーと呼ばれるマメ科の植物の実です。
4)5つ星 クーハーサワン村の「バティックシャツ」
OTOP NO. 930101-C001
綿のバティックで作られた更紗模様のシャツです。
小売価格 650 バーツ
5)4つ星 カオチャイソン村の「彫刻」
OTOP NO.
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牛皮に馬車の絵が彫刻されています。
小売価格 3,800 バーツ
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