ピチットとは「美しい町」の意味でタイ北部地方の下部に位置します。県内をナーン川とヨム川の2つの河川が流れ、町はナーン川の沿岸に開けています。その土壌は肥沃で果物や米等の農産物の生産に適しています。また、ピチットはスコータイ時代から続く千年以上の歴史を持ちます。ピチットはアユタヤ時代のトラ大王(第8代)陛下の出生の地です。ラタナコーシン時代、ピチットは治世者はいるものの小さな国でした。ラマ5世の時代に都をナーン川の浅瀬に新しく運河を引き、そこに移すよう命じられました。その後、新しい運河がナーン川と呼ばれるようになりました。旧ピチット国周辺にはスコータイ時代からアユタヤ時代にかけての遺跡が点在しています。またワニの地としても有名で、県内にはいくつかのワニ園があります。昔話「グライトーン」発祥の地でもあります。
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車
1.バンコク→国道1号線→アユタヤ→国道32号線→ナコンサワン→国道1118号線→ピチット。約345km。約4時間半。
2.バンコク→国道1号線→アユタヤ→国道32号線→シンブリ→国道11号線→ピチット。約344km。約4時間半。
3.バンコク→国道1号線→アユタヤ→国道32号線→シンブリ→国道11号線→国道113号線→ピチット。約338km。
4.バンコク→国道1号線→アユタヤ→国道32号線→ナコンサワン→国道117号線→国道115号線→ピチット。約360km。
バス
バンコクのモーチット第2バスターミナルからピチット行きのバスが毎日運行しています。約5時間半。エアコンバス202B。
鉄道
バンコクホアランポーン駅からピチット駅まで毎日数往復しています。約6時間。
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タールアン寺院(ワット・タールアン)
ナーン川西岸、県庁舎の近くに位置するピチット県において重要な寺院です。1845年、ラマ3世時代に建立されました。仏殿内にはチェーンセーン時代に作られた幅1.4m、高さ1.6mの美しい青銅のペット僧の像が安置されています。この像には次の様な言い伝えがあります。ピチットを治めていたピチット僧が、国の仏像として安置するために仏像を探していた所に、トーンムアンという反乱軍を鎮圧する為にアユタヤの軍がチェンマイに向かう途中でピチット県を通過しました。ピチット僧はアユタヤ軍の総大将に鎮圧が終わった後、寺に安置する仏像を探してきてくれるよう頼みました。そこで総大将は反乱軍の征伐後、ペット僧をピチット国の仏像として懇請し、カンペーン・ペッ国の治世者に道中を見守るよう依頼し、ピン川を筏に乗せて下らせました。ペット僧の像はいったんナコーンチュム寺に安置された後、タールアン寺に移りました。
シーファイ沼(ブン・シーファイ)
シーファイ沼は町の南方に位置する大きな淡水湖です。沼は淡水魚の養殖場になっており、その周辺は市民の憩いの場として利用されている景色の良い美しい公園が広がっています。シーファイ沼はピチット県のシンボルとして広く知られています。
ナコーンチュム寺院(ワット・ナコーンチュム)
市街地から国道1068号線で約9kmのところに位置する寺院です。約800年前のスコータイ時代に作られたと言われており、古い神殿は煉瓦を漆喰で塗り固めた作りで、その上部は釘を使わず木だけで作られており、窓の替わりの通風用の狭い穴が開けられています。神殿の内部にはスコータイ様式の大きな仏像が安置されています。以前はペット僧像が安置されていました。
カオループチャーン寺院(ワット・カオループチャーン)
市街地からピチット−タパーンヒン道路で約15kmのところに位置する寺院です。寺院内には重ねられた白い石が象のように見えるスリランカ様式の仏塔があります。建立はアユタヤ時代と見られますが20年前に大規模な修復工事が行われました。同仏塔以外に「モントップ」と呼ばれる先端がとがった方形の屋根を持つ仏殿があり、その内部には仏足跡のレプリカが安置され壁には「スコータイ王の三界論」(※)の壁画が描かれています。
※「スコータイ王の三界論」
スコータイ時代の王、パヤーリタイ王が欲界、色界、無色界の三界を論じたもの。
タイピチット家畜農場株式会社
市街地から国道1069号線で約17kmのところに位置します。農場内には南アフリカ原産のダチョウが約1,800匹も飼育されています。ダチョウは、肉は食用、皮は鞄、毛は装飾品、油は化粧品、骨はビーズ細工と余すところなく利用できます。ダチョウの他にもワニや孔雀が飼育されており、構内のレストランではワインやダチョウ料理を楽しむこともできます。開園時間は毎日8:00〜17:00。
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ボートレース
毎年9月、ナーン川タールアン寺院前で行われるボートレース祭りです。ピチット県のボートレースは歴史ある伝統行事で、釈迦像への金箔貼りと礼拝の後、賑やかに行われます。
ガムファー儀式
毎年2月にノーンパヨーム郡パーデーン村で行われる、神々と国王を奉る伝統的な宗教儀式です。
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ピチットは果物の里として有名でマンゴー、マプラーン(プラム)、マファイワーン(トウダイグサ科、房状の実は丸く、酸っぱくて甘い)、ジャックフルーツ、グラトーン(センダン科、実は丸く、黄色)、ザボンが広く栽培されています。また、マカームゲーオというタマリンドの実のキャンディーがお土産として人気があります。それ以外にはお守りや手織りの布があげられます。
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1)5つ星 トゥンノーイ村の「ベンジャロン焼きコーヒーセット」
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鮮やかな色と模様が美しいベンジャロン焼きのコーヒーセットです。
2)5つ星
フアイプック村の「液肥」
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自然から作られた液肥です。
小売価格 70 バーツ
3)5つ星
ポープラタップチャーン村の「ザボンキャンディー」
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ザボン(ソムオー)のキャンディーです。
4)4つ星 トゥンポー村の「かばん」
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ホテイソウと呼ばれる水草の一種で作られたかばんです。小さな稲穂模様が特徴です。
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5)4つ星
ターロー村の「箱」
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