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ナコンラーチャシーマー
(Nakhon ratchasima)

バンコクから約259km離れたこの県は別名「コラート」と呼ばれています。東北地方(イサーン)の玄関口としての役割を果たし、高原のある大きな県です。ナコンラーチャシーマーという名前は「コラート」という町と「セーマー」という町の二つの町の名前から来たと言われています。自然が多く、有名なクメール遺跡や美味しいイサーン料理などで観光客に人気のある観光地です。

タイの地図 ナコンラーチャシーマー

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ナコンラーチャシーマーへの交通


1. バンコク→国道1号線(パホンヨーティン通り)→国道2号線(ミットラパープ通り)→ナコンラーチャシーマー。約259km。
2. バンコク→ミンブリー→チャチュンサオ→パノムサーラカーム→カビンブリー→パックトンチャイ→ナコンラーチャシーマー。約273km。
3. バンコク(ランシット−ナコンナーヨック)→国道33号線→カビンブリー→国道304号線→ワンナムキアオ→パックトンチャイ→ナコンラーチャシーマー。

バス
バンコクのモーチット第2バスターミナルからナコンラーチャシーマー行きが毎日運行しています。

鉄道
バンコクホアランポーン駅からナコンラーチャシーマー行きが毎日運行しています。

飛行機
ナコンラーチャシーマー行きが毎日運行しています。

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ナコンラーチャシーマーの観光スポット

ターオ・スラナーリー記念塔
ターオ・スラナーリーの英雄的行為(※)を記念して、1933年に町の中心部に建てられました。高さ1.85m、重さ325kgで銅でできており、国王から与えられた位階の正装をしています。右手には先端が地についた剣を持ち、左手は腰に当てられています。像はバンコクのある西側を向いて、角の丸まった四角い台座の上に立っています。

※ 英雄的行為
ラマ3世時代、侵入してきたラオス軍を撃退したとして人々に称えられた。

チュンポン門(プラトゥー・チュンポン)
ナーラーイ・マハーラート王がアユタヤ都を統治していた1656年、県境の門として、その当時タイ国とアユタヤ都と付き合いのあったフランス人の職人により建てられ、また門と共に頑丈な壁も建てられました。この門には、敵を見張ったり敵と戦ったりするための突き出た部分が作られており、大きな石と煉瓦、セメントでできています。また、上部は老木で造られ、竜頭の飾り、タイ式彫刻がされた瓦ぶきの屋根のあるとりでになっています。門から壁にかけては両側ともに煉瓦でできており、一番上部はセーマーの模様が施されています。

マハーウィーラウォン国立博物館
県庁の向かいにあるワット・スッタチンダー内の博物館です。
博物館内にはワット・スッタチンダー住職であったウィーラウォン王が集めた美術品が展示されています。古代品はナコンラーチャシーマー県内またその付近の県で発掘されました。主に、クメール時代の石、アユタヤ時代の仏像、焼き物、古代の用品、木彫りの絵などがあります。

サーラーローイ寺院(ワット・サーラーローイ)
この寺院は、ターオ・スラナーリーと副知事であった彼女の夫により、1827年に市内の北側を通りムーン川に流れ出るラム・タコーン(タコーン川)に隣接して建てられました。寺院内には、サイアム建築家協会から宗教関連建築物開拓に関する賞を受けた本堂が建っています。本堂には特産のダーンクウィアン焼きのタイルが使用されています。また、建設者である二人の像が安置されています。

パーサーンワン寺院(ワット・パーサーンワン)
市内の鉄道ナコンラーチャシーマー駅の裏側にあります。仏舎利を保管している寺院の一つです。全国の信者から尊敬されていた師匠たち、サオ師匠、マン師匠、シン師匠の遺骨が保管されています。

パノムワン遺跡
以前は煉瓦造りであったと推測されますが、その後石造りの建物がその上に重ねて建てられました。この遺跡はヒンドゥー教の聖地として「テーワーサロム」と呼ばれていましたが、後に仏教の聖地となり現在の名称で呼ばれるようになりました。

ナコンラーチャシーマー動物園
現代風サファリパークです。動物小屋はとても広く、それぞれの動物に合った環境作りがされています。主に、アフリカの動物たち、ペンギン、アザラシ、アフリカ象、サイ、チーター、ライオン、シマウマ、キリンなどを見ることができます。また、は虫類の建物やサイ鳥園もあります。

カオヤイ国立公園
以前、カオヤイの森は「ドンパヤーファイ」と呼ばれており、中部地方と東北地方を隔てる山脈でした。1962年9月18日、カオヤイはタイで初めての国立公園となりました。乾期にあたる10月から2月はたくさんの観光客で賑わいます。一方、雨期には山頂の自然は雨によって濡らされ、木や草は美しい緑色になります。滝の流れは強くなり、水の音は増し、森の生命を感じることでしょう。

ラムタコーン川下り
水かさの増す、5月から9月にかけてが最適です。

テーピタックプンナーラーム寺院(ワット・テーピタックプンナーラーム)
この寺院内には、幅27cm、高さ45cmある「サコンシーマーモンコン像」という仏像が安置されています。この名前はプミポン国王によって名付けられました。人々は、白く大きなこの像を「ルアンポーカーオ(白い仏像)」または「ルアンポーヤイ(大きな仏像)」と呼んでいます。

ラムタコーンダム
1974年、北の水を運び込み、使用する目的で建設されました。

セーマー遺跡
タワーラワディー時代の古代都市遺跡です。古代クメール文化の影響のもと発展して来ました。寝釈迦像や古い法輪などの見所があります。

カオチャンガーム寺院(ワット・カオチャンガーム)
この寺院には、人間と動物の生活を表した絵が描かれています。この絵は、この付近で生活していた農民によって描かれた3000年から4000年前のものだと推測されています。

バーンライ寺(ワット・バーンライ)
有名な師匠、「ルアン・ポー・クーン」のジャムパンサー(雨期の3ヶ月間寺にこもること)をした場所として県内でも有名な寺院です。

ナープラタート寺院(ワット・ナープラタート)
別名「タク寺(ワット・タク)」。
ラマ3世の時代に建てられたと言われています。寺院内には、保存状態の良いチェディ(仏塔)、本堂、三蔵を保管した建物があります。本堂には、バンコク王朝初期の壁画が描かれています。

ダーンクウィアン焼き村
ダーンクウィアン焼きは珍しい模様が特徴です。国道の両側にたくさんのお店が並んでいます。

パコー遺跡
ヒンドゥー教聖地だったパコー遺跡は、白い砂岩で造られています。布薩堂で発見された品からこの遺跡はクメール文化の影響を受けたことが分かります。現在これらの品々はピマーイ国立博物館に保管されています。

古代村
1500年から3000年前にこの付近に人々が住んでいたと言われています。

ピマーイ国立博物館
古代品とイサーン文化の繁栄に関する事柄が集められています。博物館の一番の見所は、ピマーイ遺跡のポンホンタット塔で見ることのできる砂岩から作られたジャヤヴァルマン7世の像です。

ピマーイ歴史公園
大きく美しいクメール時代のこの遺跡は「プラサートヒン・ピマーイ(ピマーイ石造遺跡)」と呼ばれています。ピマーイ遺跡の特徴としては、他の石造遺跡のほとんどが東側をを向いているのに対してこの遺跡は南側を向いているということです。それは南側に位置するピマーイの町に侵入しようとするクメールの首都ヤソートプラから守るためだと言われています。遺跡はアンコールワットに似ており、美しく刻まれた装飾が施されています。

サイ・ガーム公園
森のように見えるが、実は一本の樹が枝と葉をたくさんつけて生えている樹輪350年の美よう樹。木陰が涼しく休憩に最適な場所となっています。

ナーンラム遺跡(プラサート・ナーンラム)
その昔、神像の形に造られた緑色の石にナーンラム(木の一種)の絵が描かれていたことからこの名が付けられました。この遺跡はクメール様式で、ジャヤヴァルマン7世の時代に建てられ、当時は「アロークヤーサーン(病院)」と呼ばれていました。現在は神殿と石の台座の跡しか残っていません。

クー仏塔
クメール様式の小さな仏塔です。台座は四角く、台座から天辺まで紅土が重ねられています。しかし現在は崩壊しており、台座の残骸のみが残されています。仏塔内には陶土の仏像が4、5体残っています。

シーダー仏塔
クー仏塔に似た特徴を持つ仏塔ですが、シーダー仏塔は4方向全てが閉まっています。クメール様式でバラモン教内の遺跡です。仏塔は紅土でできており、しっくいで作った模様が施され、周囲を装飾された低い塀で囲まれています。

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ナコンラーチャシーマーの祭りと文化

ターオ・スラナーリー勝利記念祭り
毎年3月23日から4月3日まで行われます。ターオ・スラナーリーが戦争に勝利したことを祝う祭りです。政府と個人による様々な文化芸術ショー、露天、展示会などが行われます。

ボートレース
毎年11月の第2土日曜日に、ピマーイ地区と近隣地区の村人たちによって行われます。またボートを美しく飾り立て、ボートパレードコンテストも行われます。

ピマーイ観光祭り
ナコンラーチャシーマーの観光地であるピマーイ歴史公園を奨励する目的で、ボートレースと同じ時期に行われます。祭りでは、ロングボートレース、文化ショー、パレード、光と音のショーなどが行われます。

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ナコンラーチャシーマーの特産品

ダーンクウィアン焼き、シルク、マットミーと呼ばれる布(絞り染めの糸を使って織った布)、豚肉の加工品、ネーム(酸っぱいソーセージ)、腸詰めソーセージ、クンチアン(中国式ソーセージ)などがあります。市内の市場や生産地で買い求めることができます。

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ナコンラーチャシーマーのOTOP

1)5つ星  カームサケーンセーン村の「カオテーンゴマ味」
OTOP NO. 301101-A001

ゴマ味のカオテーンというお菓子です。カオテーンとは別名ランテーンといい、蒸したカオニアオ(もち米)を干して乾かし、それを油で揚げたお菓子です。


2)5つ星  ギウ村の「塩漬卵」
OTOP NO. 301401-C001

アヒルの卵から作られた塩辛い卵です。一箱 10 個入り。
小売価格  40 バーツ  卸売価格  30 バーツ


3)5つ星  ジョーホー村の「造花」
OTOP NO. 300116-B002

粘土で作られたドーククルアイマイと呼ばれる造花です。本物そっくりに作られているのは見事です。


4)5つ星  ジョーホー村の「香りつきロウソク」
OTOP NO. 300116-SA002

淡い緑色の上には茶色のバナナの花の模様が美しく精巧に描かれています。ロウソクから放たれる爽やかな香りはリラックス効果をもたらします。


5)5つ星  ノーンジャーン村の「マットミーシルク」
OTOP NO. 303002-B002

絞り染めの糸を用いて織ったマットミーと呼ばれるシルク布です。鮮やかな色使いと吊灯籠のような模様が目を惹きます。
小売価格  3,500 バーツ

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