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どうして男の人にはのどぼとけがある?

むかしむかし、女の人も男の人も同じように、のどが平らだったころのお話です。

ある日、だんなさんは畑に、おくさんは家でごはんの用意をしていました。家の近くには、神さまが宿ると言われている大きな木がありました。

神さまはふたりがあまりに仲がいいので、2人の愛の深さを試してやろうと、王様に姿を変えて、奥さんのところへ行きました。

「どうだい、私と一緒にお城で暮らさないか。そうすればこんな苦労をしなくてもすむ。召使いもたくさんいて、優雅に暮らせるぞ。どうだ、寝ているだんなの首をこれでぐさっとやってしまえ。」
と言うと、おくさんに、ナイフを手渡しました。その晩、おくさんは神さまに言われたとおり、だんなさんの首を切りつけました。

次の日の朝、
「はやく一緒に連れて行ってください。」
と頼むおくさんに、神さまは笑いながら、本当のことを言いました。それを聞いたおくさんはもう恥ずかしくて、どこかへ逃げ出したいほどでした。だんなさんの死体にすがりつくと、しくしく泣いて、
「どうか夫を生き返らせてください」
と頼みました。かわいそうに思った神さまは、家のそばの運河のほとりで、貝をとって持ってくるように言いました。神さまはおくさんが持ってきたその貝を受け取ると、だんなさんの気管支のところにつなげました。するとどうでしょう。だんなさんが生き返ったのです。

そのときのどにつけた貝が、男の人の「のどぼとけ」になったそうです。

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