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HOME > タイ語別館  > タイのことわざについて > へび

にわとりはへびの足を見た 
へびはにわとりの乳房を見た

お互いに秘密や策略を知っていることです

ウィチャイはソムシーが主人のお金を盗んだことを知っており、ソムシーはウィチャイが高級酒を盗んだことを知っている。お互い相手の秘密を知っているが主人に言えない。これを「にわとりはへびの足を知る へびはにわとりの乳房を知る」という。

普通にわとりには乳房がなく、へびには足がありません。へびはにわとりの乳房を見たと言います。にわとりもへびの足を見たと言います。つまり、両方ともお互いの秘密を知っているということです。「にわとりはへびの足を知る へびはにわとりの乳房を知る」は両方がお互いの秘密を知っていることをいいます。

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へびを投げても戻って来る

悪いものを排除したくてもまた元の状態に戻ってしまうことです

彼は養子がよく面倒を起こすのであきれて、もう関係ないと思いましたが、関係を断ち切ることはできませんでした。これが「へびを投げても戻って来る」です。

「へびを投げても戻って来る」はへびを悪いもの、排除したいものに例えています。この諺は悪いものを排除したくても、それがまた戻って来るという意味です。

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尾を食うへび


この収賄事件は調査に時間がかかるだろう。いろんな部門が関係し、尾を食うへびのようだ。

「尾を食うへび」は子供の遊びの1つです。一人が母へびになり、他の子は子へびとなり母へびの後ろに列を作って並びます。もう一人が父へびで、母へびの後ろの子へびを一番後ろから一人づつ捕まえていきます。この諺は母の後ろに並んでいる子へびのように次から次へ関係者が現われるということです。

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へびの尾を掴む


危険なことをする

あなたのサインを模倣して銀行でお金をおろした部下を警察に通報せずただ部門を移動させただけだなんて、気をつけてください。昔の人が「へびの尾を掴む」と言ったように、後悔しますよ。

へびの捕まえ方からできたことわざです。正しいへびの捕まえ方は尾ではなく、頭を掴みます。尾の方を掴んだら、へびに噛まれるかもしれないからです。この諺は、気をつけないと後で何か悪いことが起こるかもしれないという意味です。

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へび頭じじい


若い女の子を騙していかがわしい行為をする男性のことです

へび頭じじい! もう年なのに自分の孫ほどの歳の娘を騙しているなんて、恥ずかしくないの。

へびの頭は悪巧みを意味します。「へび頭じじい」はいかがわしい行為をするために特に若い女の人をだます年老いた人のことです。

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へびを叩いてカラスに与える


何かを熱心に行った結果、成果は他の人のものになってしまい、自分の所には悪い結果のみ残るまたは自分が危険な状態に陥るということです。

友達が喧嘩している時、あなたがどちらかを助けたことによってもう一人の友達を負かすことになったら、それは全然良いことではありません。逆に、もう一人の友達には恨まれて、へびを叩いてカラスに与えることになってしまいます。

へびを叩くにはへびにかまれる危険を冒さなくてはなりません。しかもへびを叩いても何も得るものはなく、叩いたへびはカラスが持って行って食べてしまいます。「へびを叩いてカラスに与える」は何かをした時、全然良い結果が得られず、逆に悪い結果を招いたり自分が危険な状態に陥ってしまうという意味です。

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へびを叩いて背骨を折る


敵を倒すとき中途半端にすると後で悪いことが起こるということです

敵討ちをしようと思ったら、徹底的にした方がいい。へびを叩いたら死ぬまで叩きなさい。へびを叩いて背骨を折るだけだと後悔するよ。

へびは復讐をする動物で、叩くのなら死ぬまで叩かないと後で復讐に来ると言われています。諺では敵をへびに例えており、敵を倒すのなら徹底的にやらないと、後で敵に復讐されて自分の方が不利になってしまうという意味です。

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へび、魚を知る程度

何かについて少ししか知らないことです

彼は英語をへび、魚を知る程度しか知らないのに、外国と商売を成功させた。

「へび、魚を知る」はへびや魚のことしか知らない、知恵、知識が少ないという意味です。

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コブラののどを盗む

権力者から物を盗むことです

ゆうべ警察長官の家が泥棒に入られました。犯人は大胆ですね。まさに「コブラののどを盗む」です。
コブラは狂暴な動物で、毒があり、噛まれたら死にます。「コブラののどを盗む」は権力者をコブラに例えています。恐れず権力者から物を盗むという意味です。

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へび使いはへびで死ぬ

自分の得意分野で失敗することです

魔法使いのアーチャ−ンヨンは除霊が得意だ。しかし、2‐3日前に彼は霊に乗り移られた。「へび使いはへびで死ぬ」だ。

へび使いはへびを操る人です。「へび使いはへびで死ぬ」はへびを操る人がへびに噛まれて死ぬことという意味です。この諺は自分の詳しい分野、得意分野で失敗するという意味です。

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