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基礎から学ぶタイ語講座 2

タイ語入門

タイ語ってどんな言葉

皆さんはタイ語についてどんな印象をお持ちですか?  一度でもタイに行かれたことのある方ならば、 ドンムアン空港でのタイ女性のアナウンスの 優しい語調が印象に残っているのではないでしょうか。 「〜〜カァ」という女性が語尾につける「カァ」は 旅客を癒してくれる優しい音色です。

なぜあのような優しい音色になるのか?  その答えは音の上げ下げ、いわゆる声調にあります。 声調について少しご説明しましょう。

日本語にはイントネーションがありますね。 例えば「ハシ」(「橋」と「箸」)のイントネーションは異なります。

関東の方が「橋」と発音するときは、 「ハ」と「シ」の音を強調したイントネーションになります。

逆に「箸」と発音する時は 「シ」と「ハ」の音を強調したイントネーションになります。

タイ語の声調はこれに似ています。 「橋」(ハシ)と発音するときは「ハ」の音より「シ」の音の方を高く発音していませんか? ドレミの音階でいうと「ドミ」に近い音になっています。 タイ語ではこれを「下から上に上がる声調」つまり「上声」ととらえます。 同様にして「ハシ」は上から下に下がる、音階で言えば「ミド」「下声」です。

橋 と 箸 のイントネーション
上声
下声

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タイ語の声調

タイ語には5つの声調があります。

パターン 発音の仕方 発音の様子 発音記号 タイ文字
1)平声  普通の声の高さで平らに発音します。 aa
2)低声  低い声を低いまま平らに発音します。

aa
3)下声  高い声から低い声に下げて発音します。

aa
4)高声  高い声をさらに高くして発音します。

aa
5)上声  低い声から高い声に上げて発音します。

aa

同じ音でも声調が異なると意味が異なります。 例えば「マー」というカタカナで表記される言葉も、 平声ならば「来る」 高声ならば「馬」 上声ならば「犬」と意味が変わります。

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発音による意味の違い

パターン 発音の様子 発音記号 タイ文字 意味
平声  maa 来る
高声 

maa
上声 

maa

著者はタイ語ビギナーの頃「日本の家で犬を飼っています」と言おうとしたところ、 同じ上がり調子でも「マー」の始まりの音をしっかり下げていなかったために 「馬」になってしまい「家で馬を飼っているなんて、よほど広い庭があるに違いない。 すごいお金持ちなんだなー」と友人から誤解されてしまった経験があります。 上声の始まりの音は意識的に低い音にすると誤解されずにすみます。

タイ語はこの5つの声調から成り立っているので「歌いながら話している様だ」と 言われる美しい響きを聞くことができるのです。

日本語も地方によってイントネーションが変わったり、 前述の「ハシ」のような同じ音でも強調する部分が異なることによって 別の言葉となる単語が存在しますので、日本語を話す人にとって タイ語の声調を習得することは決して難しいことではありません。 ただ、今までは無意識に使い分けてきた発音の違いを新しい言葉を学ぶために 意識して行っていく必要があるだけです。 「タイ語は声調があるから難しい」とよく言われますが、 日本語を話す人は実は無意識に使い分けができているのです。 そのことを忘れず、声調を恐れずにタイ語に慣れていきましょう。

タイ語の声調はたった5つ。 (中国語やベトナム語ではもっと多くの声調が存在します!!) しかもそのうちの一つは平声。つまり、習得すべき声調は4つです。 覚えられない数ではないですよね。

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この後にご紹介する、タイ語を学ぶ人たちを悩ませる 日本語にない子音の発音(「t」と「th」、「p」と「ph」、「k」と「kh」の違いなど)は 英語の「L」と「R」の様に聞き取りも発音も苦手とする方が多いようですが、 実はこの発音が多少不鮮明でも声調が正しければ、 たいていの場合タイの人はこちらの言いたいことを理解してくれます。

特に日系企業で働いていて日本的タイ語に慣れているタイの人達は 声調さえ正しければ意味を分かってくれます。 声調はタイ語ビギナーを救ってくれる頼もしい味方なのです。 ですから新しい単語を覚えるときには何よりもまず声調を確認してください。

カタカナ表記に簡単な声調記号をふるだけでも、かなりの効果が期待できます。 また、声調に対する勘を養うにはタイ語の歌を覚えることも有効な手段です。 ご自分の好きな歌、有名な歌を一曲選んで、覚えるまで歌ってみてください。 すっかり覚えてカラオケを披露できるようになるころには 声調に対するセンスが身についていることでしょう。 第2弾をお楽しみに!!

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