バンコクから東北へ615kmに位置するノーンカーイはメコン川を隔ててラオスと国境を接し、ラオスの首都ヴィエンチャンへの入り口となっています。1994年にタイ−ラオス友好橋が完成し車でラオスへ渡ることができるようになりました。農業と淡水漁業が盛んで現在も農民の昔ながらの生活様式が見られ、訪れる人々を惹きつけます。
ノーンカーイの歴史は200年程前から始まりました。現在も廃墟となった寺院などの遺跡がターボン−シーチェンマイ通りの川沿いに見られます。
ラマ4世の時代、ヴィエンチャン王国のアヌウォン王がラマ反逆を起し、ラマ4世はチャオプラヤーラーチャテーウィーに領主高官のターオスウォーとプラヤーチェンサーの援護と共に兵を挙げヴィエンチャンを攻撃するよう命じ、その戦いに勝利しました。ラマ4世はターオスウォーを領主とし、メコン川沿いに都市を設立し、その地域を管理しバーンパァイという郡を建設しました。その後、郡の西側にあるノーンナームヤイという池にちなんでノーンカーイと名付けられました。
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車
バンコク→国道1号線→サラブリ→国道2号線→ナコンラーチャシーマー
→コンケーン→ウドンターニー→ノーンカーイ。 約615km。
バス
バンコクモーチット第2バスターミナルよりノーンカーイ行きバスが毎日出発しています。所要時間約10時間。
電車
バンコクホアランポーン駅からノーンカーイ行きが毎日出発しています。
飛行機
バンコクウからウドンターニー空港まで行き(約1時間5分)、そこからノーンカーイ行きのバスに乗り換えます。(約1時間)
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タイ−ラオス友好橋(サパーンミッタパープ)
メコン川をまたぐ橋でノーンカーイ県の中心部からラオス側の船着場(タードゥア)に渡る事ができ、ヴィエンチャンの中心部から約20kmです。オーストラリア、ラオス、タイの3国間が協力し、タイとラオスの経済方面、社会、そして文化の更なる緊密な友好のために建設されました。橋の全長は1.2km、幅は15mです。ノーンカーイからの一般旅行者はこの橋を渡らなければならず、橋のふもとには入国管理局と観光案内所(政府観光庁)があります。
タイ−ラオス友好橋を通過してのラオスへの旅行
旅行者は個人でこの橋を通過してラオスへ渡る事ができますが、法的許可を得た観光案内会社のサービスを利用すると便利です。(入国管理局 毎日06:00-22:00)
旅行必要書類
タイ人 通行証(ノーンカーイ県官庁で申請)
外国人 パスポートとビザ(在タイラオス大使館にて申請)
車での出入国
車の出国許可の書類を作成し、規定通りの料金を支払う。
タイ−ラオス友好橋を渡る
常時橋を通行する車があり、料金は1人20バーツ、その後ビエンチャンへ行く場合はラオスで車をレンタルします。(バン 1日800バーツ、タクシー 500バーツ、トゥクトゥク 400バーツ、その他のツアー車など)
ターン・トーン滝(ナームトック
ターン・トーン)
サンコム郡パータン村にあり、岩から流れ落ちる滝の下は小さな池になっており、水遊びをすることができます。
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ホー族鎮圧記念碑
1875年にホー族がノーンカーイへ攻め込みましたが市民はこれを撃退し、その勝利を記念して毎年3月にノーンカーイ県庁前にて行われます。
ソンクラーン水掛祭り
毎年ソンクラーンの頃に、ワット・ポー・チャイ近辺で行われます。プラサイ僧や寺院の重要な仏像を歓待し、人々は行列となり町を周りながら水掛けや参拝を行います。
タイ−ラオス友好橋ボートレース
毎年10月の出安節の頃に行われます。タイとラオスで交替で主催者となり朝方に市民が集まり托鉢をし、その後ロングボートレースが行われます。
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ノーンカーイは土産物となる興味深い食べ物がたくさんあります。イサーンソーセージ、ムーヨー(豚肉を塩と酢につけたもの)、タイ風生ハム、ベトナム風生ハムなどがあり、この他にも綿の手織物、篭細工、銀細工などがあります。
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1)5つ星 ナーカン村の「バナナのお菓子」
OTOP NO.
431003-A001
煮詰めて練ったバナナと蒸したバナナのお菓子です。
2)5つ星 シーウィライ村の「布製品」
OTOP NO. 431201-A001

鮮やかな色合いの布製品です。
3)5つ星 ワンルアン村の「綿布」
OTOP NO.
431504-A001

自然色に染められた綿の布です。鮮やかな色が目を惹きます。
4)5つ星
ポーンペーン村の「練りパイナップル」
OTOP NO.
431605-A001

新鮮なパイナップルを煮詰めて練ったものです。とても甘くて美味しいです。
重量: 200g
小売価格 10
バーツ 卸売価格 7 バーツ
5)5つ星 ノーンカーイ市内の「ネーム」
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NO. 430101-B001

豚肉に特製のたれ、ニンニクやタマネギなどの野菜を加え発酵させたものです。酸っぱくなってから食べます。
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