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ナーン (Nan)

北部地方、ラオスとの国境沿いに位置する、山に囲まれた自然豊かな県です。約11,472k?の広さを持つこの県はナーン川を中心に町が作られ、山には山岳民族が暮らしています。独自の王朝、自治体制を持ち、長い歴史と文化を持ち続けたナーンはラマ7世の時代にタイ王国の県の一つとなりました。

タイの地図 ナーン

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ナーンへの交通


バンコク→国道32号線→ナコンサワン→国道117号線→ピサヌローク→国道11号線→ウタラディット→プレー→国道101号線→ナーン。約668km。

バス
バンコクのモーチットからナーン行きが毎日運行しています。

鉄道
バンコクホアランポーン駅から乗車し、プレーのデーンチャイ地区で降ります。そこからナーン行きのバスに乗り換えます。プレーのデーンチャイ地区からナーンまで約142km。

飛行機
エアーアンダマンからバンコク−プレー−ナーン便が運行しています。

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ナーンの観光スポット

プーミン寺院(ワット・プーミン)
ナーン国立博物館の近くにある王室寺院です。ナーン王朝年代記によると、ナーンを6年間治められたジェートブッタポンホムミン王によってこの寺院は建てられました。その昔、この寺院は「ワット・ポンホムミン(ポンホムミン寺)」と呼ばれていました。竜王の後ろには4つの入り口のある本堂が建っており、中には国内に一つしかない四面四体の本尊が安置されています。第二次世界大戦時にタイ政府によりこの寺院の絵が1バーツタイ紙幣にデザインされたことがあります。現在、この寺院の模型をサムットプラカーン県にあるムアンボーラーンで見ることができます。

ドーイ・プーカー国立公園
1,680k?の広さを持つこの国立公園は、ターワンパー地区、プア地区、チアンクラーン地区、トゥンチャーン地区、ボークルア地区、サンティスック地区、メーチム地区とたくさんの地区にまたがっています。プーカー山はナーンで最も高く、標高は1,980mです。公園内には滝、洞窟などがあり、また重要な川、ナーン川の源流もあります。全滅寸前のチョンプープーカーと呼ばれる珍しいピンクの花の木を見ることができます。観光には乾期の11月から2月が最も適しており、気温は15度から27度ぐらいです。

=ドーイ・プーカー国立公園内の観光名所=
チョンプープーカー
ここプーカー山はチョンプープーカーの木を見ることのできる最後の地だと言われています。毎年2月にチョンプープーカーは枝の先に長さ30〜35cmのピンクの花を咲かせます。以前、チョンプープーカーは中国南部の雲南省とベトナムの北部で発見されたことがありますが、それ以来この植物に関する調査報告は一度もされていません。そのことからドーイ・プーカーの高地常緑林はチョンプープーカー生息最後の地、またチョンプープーカーは絶滅寸前だとも言われています。公園事務所から5km離れた通り沿いに公園内のチョンプープーカーを眺めることのできるポイントがあります。

パー・デーン洞窟
公園内で最も長く、美しい洞窟です。洞窟内には美しい鍾乳石があり、また滝や小川が流れています。以前、この洞窟はタイコミュニストグループの壕として使用されており、今でもその形跡、兵隊用のベット、病人用のベット、武器を埋めて隠しておくための穴、お盆の欠片、用具などが残されています。ベットに関してはまだ使用できるものもあります。

パー・コーン洞窟
洞窟内には鍾乳洞のある壕があり、水の流れる道ができています。土は粘土質でとても滑りやすいです。洞窟内は洪水になりやすいため、雨期の観光はお勧めできません。

トン・トーン滝
3段になった石灰岩の滝です。山峡の上には苔が生えており、滝の水は赤く濁っています。

ドーイ・プー・ウェー
プー・ウェー山の特徴は大きな木がなく小さな草しかないところです。プー・ウェー山には石のある広場と高い崖、エーン崖、プン崖があります。この山では約2億年前の貝塚が発見されています。乾期には海に霧がかかり地平線上に浮かぶ太陽を眺めることができます。

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ナーンの祭りと文化

仏塔祭り
ナーンは昔から仏教が広まってきた地域の一つです。ナーン市内とプア地区には突き出した丘の上に仏塔が建てられています。1年のうちに仏塔を崇拝するための重要な祭りが行われます。

=重要な祭り=
ベンサガット仏塔参拝
陰暦4月(1月くらい)の白分の第15日に行われます。

「ホック・ペン・ワイ・サーム・ハー・タート・チェー・ヘーン」祭り
「ホック・ペン・ワイ・サーム・ハー・タート・チェー・ヘーン」とは「6回ワイをし、3回チェー・ヘーン仏塔を訪れる」という意味です。北部では陰暦6月の満月の日に、中部では陰暦4月の満月にの日(2月下旬から3月くらい)に行われます。祭りでは仏を祀り、献上するためのロケットに火をつけます。

ノーイ山仏塔参拝
陰暦8月の満月の日(中部では陰暦6月の満月の日、5月くらい)に行われます。祭りでは仏を祀り、献上するためのロケットに火をつけます。

ワット・スワンターン・トーンティップ仏像水掛け祭り
ソンクラーン(旧正月)の4月12日から15日に行われます。

ターン・クアイ・サラーク祭り
北部の人々にとって古くから行われているタンブンを行う祭りです。

厄払い
古くからの慣習で様々な場面で行われます。例えば、誕生日、病気の回復、精神力を養う、吉祥などの場面で、悪いものを追い払いうために厄払いをします。

ボートレース
長い伝統を持つ祭りです。1936年に行われたカチナ衣を献じる行事の中で行われたのが始まりです。毎年10月中旬または11月初旬に行われます。

ソム・シー・トーン(黄金みかん)・フェア
毎年12月に行われます。年によっては「ナーン特産品フェア」と一緒に行われることもあります。「ソム・シー・トーン(黄金みかん)」とはナーンの有名な農業生産品です。皮が緑色の「ソム・キオア・ワーン(甘緑みかん)」と同じ種類ですが、「ソム・シー・トーン」は実が黄色く、甘くて美味しいです。

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ナーンの特産品

ナーンにはたくさんの特産品があります。例えば、綿布、籐で作られた製品、銀製品、山岳民族手芸品などがあります。一方、果物では、ソム・シー・トーン(黄金みかん)、トウダイグサ、リンチー、マークターオ(果実の一種)などがあります。

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ナーンのOTOP

1)5つ星  ブア村の「パーシン」
OTOP NO. 550902-C001

パーシンとは女性用の筒型スカートのことです。綿製のバティック布で作られています。


2)5つ星  スワック村の「織物」
OTOP NO. 550116-B001

ダーオロームドゥアン(月を囲む星)というタイ式模様の一種が施された特産織物です。


3)5つ星  ゴーンクワーイ村の「刺繍布」
OTOP NO. 550109-B002

綿糸を用いて美しい模様が刺繍された布です。


4)5つ星  ゴープ村の「手織り綿布」
OTOP NO. 550802-A003


ナムライ(流水)と呼ばれる独特の模様が施された手織りの綿布です。


5)4つ星  リム村の「豚ソーセージ」
OTOP NO. 550601-A001

豚肉、豚の脂、砂糖、醤油、塩を混ぜて干した腸詰めのソーセージです。
サイズ:幅 16cm  長さ 26cm  高さ 4cm  重量 400g
小売価格  60 バーツ

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